どうして渋が抜ける・・・。

枝付きの「四つ溝柿」が、南伊豆から届きました。枝付きなのは、吊るし柿にするためです。T字型に枝を残して、紐で吊るすことで干し柿にします。干すことで柿の渋が抜けるということです。どうしてかな。

先日、届いた同じ「四つ溝柿」は、ヘタの部分をアルコール濃度35%のホワイトリカー(焼酎)に浸けてから、ビニール袋で密閉して保管中です。だいたい2週間で、渋が抜けるということです。そのほかにも、冷凍することでも渋が抜けるようですね。

こちらは、「とんがり」という品種で、やっぱり渋柿です。大きいので、干し柿にしてもボリュームがありそうです。

一つ一つ皮を剥いてから、熱湯に10秒浸けてから、屋上に干しました。

屋上の富貴蘭の作棚です。足場パイプを組んで作ったもので、2m×4mのスペースがあります。波板の屋根があるので、雨は吹き込みますが、何とかしのげます。表向きは洗濯物干し場です。

洗濯物が干せるので、柿だって干せます。110均で買ってきた洗濯用ロープは、ハンガーがずれないように、マス目があるので柿の枝を突っ込んで吊り下げています。だいたい10日くらいで出来上がると思いますが、心配はハクビシンやカラスなどの攻撃です。我が家の甘柿も、1cm幅にスライスして干しています。こちらは、渋抜きは必要ありませんが、干すことで甘さが凝縮されます。