解禁中・・・。

鮎釣りは、都道府県の条例で禁漁期間が決められています。また、それぞれの地区の漁協が解禁期間や釣り方を条例に上乗せする形で決めている場合もあります。釣り方としては、鮎の縄張りを作る習性を利用した友釣りが良く知られていますが、この釣りに必要な囮鮎は漁協のない地区で入手することは難しいです。

道志川の一定の区間は、横浜市の水道施設への取水口があって、漁業権も横浜市が持っていて釣り人に無料で開放しています。そのため、入漁料も不要ですし釣り方もうるさく制限されることもありません。

地元の川が今年は不調なので、久々に遠征してきました。土手の上から眺めると、釣り人も確認できますし、鮎のギラギラとした魚体を見せコケを食んでいました。たくさんの鮎が目視できたので期待したのですが、針掛かりはありませんでした。

せっかく釣り場を開放してくれているのですが、腕がないのでしかたありませんね。言い訳を言うならば、数年前に河川改修が行われ、川幅が広がり水深は浅くなりました。また、流れも遅くなったため、ルアーが思うように泳いでくれませんでした。

いくら横浜市が大きな力を持っていようが、県条例の鮎採捕禁止期間を変えることはできません。1月から5月に加え、産卵期の10月15日から11月末までは、釣りは禁止となっています。今日は解禁中だったので、遠慮なく釣ってもよかったのですが、結果は残念でした。それでも、きれいな空と川、そして爽やかな空気を胸いっぱいに吸うことができたので満足です。