花だけではない・・・。

昨年の今頃、きれいな花に魅せられて購入したサツキが、今年も咲いてくれました。品種名は、花蓮光というそうです。サツキは、花を取らずに放置すると種が付きます。その種を蒔くと、突然変異で変わった花が出現する可能性があります。そうしたものの中から、選抜され分類されたものは、1000を超えるようです。

私には微妙な花型や花色、大きさなどの違いは見分けられませんが、この花蓮光の花はきれいで見飽きません。覆輪花も濃いピンクと薄いピンクで印象が変わります。

こちらの覆輪花は、薄いピンクの中に濃いピンクがあって、口紅を塗ったようです。

サツキの花に目がいきますが、この足元の幹の太さと大地をしっかりと掴むような根張りの迫力も見所です。花は種を取るわけではないので、せいぜい1週間ですが、この幹と根は1年を通して楽しめます。

幹と根張りを鑑賞するのに、雑草は邪魔ですね。雑草と一緒に表面の土だけを取り除き、新たに土を入れました。もちろん、切り裂き魔ですから、樹幹部をカットして樹高を下げたのと、全体的には新芽を切り詰めました。