網伏せを外す・・・。

昨日は気温が急上昇。バドミントンの練習中も大量の汗が流れ、ダイエット効果を感じつつも、熱中症が心配になって途中でリタイアしました。以前に、練習中に耳が詰まった感じになって、赤ワインのような血尿が出たことがあります。

実生のヤマモミジなどは、相当な本数が芽吹いてきたのを確認後、網伏せしてきました。網伏せとは、盆栽の素材にするため曲を付ける方法で、頭を抑えつけられて横に芽を伸ばすことで人間の発想とは違う曲が得られる可能性があります。

曲を付けるためには、もっと長く網伏せをしておく方がよいのですが、このようなネットでも温室効果があって、実生苗が蒸れて枯れるそうです。昨日は暑かったので、慌てて開放しました。

ヤマモミジとドングリです。ドングリはスダジイなのかな。品種はよくわかりませんが、葉が大きくなりそうなので盆栽には向かないかもしれません。

何となく幹に曲が付いているかなといった程度です。それでも生きていれば、針金を掛けて盆栽にすることはできますが、枯れてしまってはどうすることもできません。

この雑草くらい曲が付けば申し分ないのですが、人生そう上手くは回りません。

こちらは、半分がヤマモミジで、半分はスギです。スギは発芽率が悪いのか、発芽が遅いのか、十数本だけ確認できます。スギといえば、春日八郎さんの「別れの一本杉」を思い出します。「泣けた泣けた~一本杉の石の地蔵さんのょ村はずれ」ですね。

村はずれの一本杉が直立して立っているイメージですよね。子どもの頃から、聴いてきた歌なので、スギを見ると何となく切なくなるこの歌が頭の中で流れてきます。スギの盆栽は、直幹にしか価値がないそうです。一本杉ではなく株立ちの盆栽は多いです。