モミジのタネ・・・。

11月7日は立冬で、暦の上では冬となりました。気温もだいぶ下がってきたため、イチョウやモミジなども紅葉が進んでいます。その紅葉とともに、モミジはタネが付いています。プロペラのような羽で、風で旅立っていきます。

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これまでは、モミジのタネを見ても何も感じませんでしたが、盆栽に目覚めてからは、これは盆栽素材になるかどうかが気になります。モミジの実生苗は、盆栽店で購入すれば、それなりの金額です。

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富貴蘭の世界でも実生が盛んに行われています。何万、何十万という実生苗の中には、突然変異で変わった葉質のものや柄が現れたりします。モミジも、親と同じものが生まれるとは限りません。そういう意味でも、自分でタネを蒔く価値はあります。

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孫の七五三詣のついでに立ち寄った、新井薬師の境内のシダレモミジにもタネがついていました。青モミジで葉の切れ込みが変わっています。葉が大きいので、盆栽には向かないかもしれませんが、実生で葉の小さいものが出ることに期待したいと思います。

季節はずれのセミの抜け殻も見つけたので、孫がよろこぶかなと思ったのですが、うちの孫は二人とも女の子なので興味なしでした。セミの抜け殻と比べるとわかると思いますが、シダレモミジのタネは大きいので、その分、木も葉も大きくなりそうです。