日焼け・・・。

私が子どもの頃は、商店街のイベントで日焼けコンテストが開かれるなど、子どもも大人もよく日に当たることが奨励されていました。今は、近所の川に行っても、裸で泳いでいる人なんていませんね。孫たちも、露出している部分には日焼け止めを入念に塗り込んでいます。

植物も直射日光を苦手とするものが多くあります。斑入りの富貴蘭は、すぐ葉焼けして生育不良になるので、年間を通して寒冷紗で囲っています。特に、西日は当てたくないので100%に近い遮光をしています。

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盆栽棚は、寒冷紗を掛けるような支柱などがないため、基本は直射日光で栽培しています。しかし、このところの暑さで葉焼けを起こしてしまいました。これは、木萩の盆栽で葉の一部が茶色に変色しています。

私の背中には、若い頃に全身にコカ・コーラを塗って焼いたりした代償のシミがいっぱいです。まるで、トノサマガエルのような模様です。まあ、人に見せるわけではないからよいですけどね。

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表土をコケが覆っていたため、水の浸透が悪かったことも葉焼けの原因かなと思い、全体的に土を落として、新たに用土を加えました。

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松やヒノキなどの針葉樹は、直射日光でも問題ないようですが、木萩やモミジなどの落葉樹は日焼けに弱いそうです。できれば寒冷紗などの日除け対策を行ったほうが良いそうです。来年の夏に向けて、何かよい方法を考えたいと思います。

木萩は、表土を2cmくらい削り取って新しい土を入れただけですが、断然に水の入りがよくなりました。まずは、必要な水分を与えて、不必要な水分は鉢底から抜ける状態になったので、多少の日差しには負けなくなるかなと期待しています。