喜宝園の園主から、「木萩は花が終わったら剪定した方がよい」とアドバイスをもらったので、早速、ハサミを手に作業しました。私の母親は理容師でした。祖父、祖母、叔父、叔母に甥も理容師ですから、私も遺伝子的に恵まれているはず。
大半の花が終わった状態です。では、散髪開始です。
盆栽のことは素人で、何もわかっていないので適当です。しかし、気持ちだけは職人気質ですから仕事は早いです。大体、10分弱で散髪完了です。最近、1000円バーバーに通っていますが、そこも10分くらいで散髪してくれます。
喜宝園の園主は、自然な樹形の盆栽が好きだと話していました。何でもかんでも針金を巻いて作る人がいるけど、そうするとどれも同じような木になって、木の個性がなくなってしまってつまらないとのこと。
その通りだと思いましたが、ハサミは入れないと頭の方ばかり大きくなって、下枝が枯れてしまうので、剪定作業は必須です。また、盆栽の樹形づくりには針金掛けが便利ですし、針金を掛ける作業が一番楽しいので、木の個性を生かしながらやっていきたいと思います。