所沢市の喜宝園では、あじさいと山野草展が開催され、多くの来場者でにぎわっていました。ただし、来場者は高齢者ばかりです。私もその一人ですけど、私は子どもの頃から園芸店に行くのが好きでした。若い人にも、園芸の楽しみ知ってほしいです。
地植えのアジサイもよいですが、鉢やコケ玉で仕立てたアジサイも趣があってよいですね。この展示会に向けて、様々な作業を積み重ねた結果なのでしょう。
展示品のほとんどは、山アジサイの系統だと思います。花の大きな園芸種は、山野草の範疇から外れるのでしょうね。
こちらは、岩ガラミですね。甘い香りを放っていました。私も岩ガラミの小さな木を持っていましたが、針金を掛けて曲げ過ぎたのか、枯らしてしまいました。
草物も風情があってよいですが、冬になると地上部分がなくなるので、何を育てていたかわからなくなって困ります。生きているのか、枯れたのかもわからくなります。
喜宝園の展示会には、栃の葉書房さんの取材も来ていました。栃の葉書房さんは、山野草の専門誌「趣味の山野草」など伝統園芸の書籍を出版しています。昔、三心堂出版の「園芸マニア」という月刊誌を定期購読していましたが、その本はマニアの間で高値で取引されているようです。どっかに取ってあれば、よい小遣いになったのになぁ。