花が咲いてもよろこべない・・・。

昨年末から庭木を整理したため、盆栽棚や家庭菜園を設けることができました。隣家の建て替えも終わり、建物もずいぶん小さくなりました。また、南側の道路の先の農家の大きな木も伐採したので、日当たりが向上しました。

日当たりが良くなったので、サツキの花付きもばっちりです。品種名はわかりませんが、薄ピンクで梅弁花がたくさん咲きました。本来は花がたくさん咲いたならば、よろこばなければならないのですが、取り木中なので素直にはよろこべません。

f:id:bontosyougatu:20210521173838j:plain

f:id:bontosyougatu:20210521173859j:plain

このサツキの盆栽は、なんせ大きくてギックリ腰の危険があります。また、中間の枝が枯れていて、このままでは観賞価値がありません。そこで、いまは2カ所に取り木をかけています。幹の形成層を環状剥離して、その部分から根を出させてから切り離します。

f:id:bontosyougatu:20210521173916j:plain

f:id:bontosyougatu:20210521173930j:plain

環状剥離された状態の木は、生き残るために一生懸命に根を出す方にエネルギーを使うため、花なんか咲かせている場合ではないはずです。根を出す必要がないということは、剥離が甘くて水道ができてしまっているということになります。まあ、素人仕事ですから、こんなことばかりです。