ニシキマツはクロマツの変異種で、その魅力は枝や幹の皮が荒れて大きく割れ古さを感じられるところでしょう。このニシキマツは、近所の園芸店の半額セールで購入したものです。もともとは、園主が手塩に掛けて育てていたのでしょうが、3年ほど前に園主が亡くなって放置されていました。植え替えも長い期間されていない状況です。用土に古さを出してはいけませんね。
マツの菌根菌が白く出ています。しかし、用土は、粒がすべて潰れて根が伸びるスペースがありません。
木肌が苔むして古さをさらにアップしています。盆栽愛好会のご長老にコケをどうするか伺ったところ、「歯ブラシなどで掃除する人もいるけど、私はコケが付いている方が好き」ということでした。私も、コケが付いている方が好きです。
コロナ禍で自粛続きですから、盆栽いじりが捗ります。ここのところ暖かい日が続いていますので、新芽も急激に膨らみ始めていますので、これからの成長が楽しみです。ご長老がいうように、あまり難しく考えずに自分流でいきたいと思います。