今日も、暖かな行楽日和となりました。各地のイベントは、コロナの影響で軒並み中止になっていますね。そんな中、上野のグリーンクラブでは、毎年恒例の新春盆栽太市が開かれました。全国の盆栽業者が出店していて、観て回るのも大変です。
同時に、東京都美術館では、第95回国風盆栽展が開催されていて、合わせて訪れるべきなのでしょうが、私のような素人には品物の良し悪しはわからないので、金額で表示されている方がわかりやすいです。
富貴蘭の交換会の時も、買うかどうかは別にして、財布の中身が寂しいと負けた気がします。観るだけで、買えませんじゃ面白くない。買えるけど、買わないと言いたいですからね。もともと予定していなかったので、しかたなく家中の諭吉をかき集めお供に出掛けました。
小品盆栽から大物まで、ありとあらゆる盆栽が並びます。かみさんからも諭吉を借用して胸を張って玄関を入りましたが、200万超えまでありますから、もう降参です。中品盆栽も、これはと思うと20~50万円でした。
鉢屋さんには、蘭鉢や駿河山正の作品も並んでいました。お高いです。
私は小学生の頃から、園芸好きです。小遣いを握りしめて園芸店から草花の苗を買ってきて、庭に植えて楽しんでいました。また、雑木林からシャガやエビネを掘ってくることもありました。その頃から、園芸好きは変わりません。
盆栽は、この頃になって近所の園芸店からクロマツを3鉢ほど購入。それも半額セールでしたから、盆栽がこんなに高いものとは知りませんでした。負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、収集家ではなく愛好家になりたいと思います。
出来上がった盆栽を集めるのではなく、苗や種木に針金を巻いて、自分流でも構わないので、その木その木の良いところを生かした盆栽を作ることを楽しみたいと思います。今回は苗木の購入だけだったので、お供の諭吉たちは無事帰宅しました。