豆葉の黒豹(くろひょう)・・・。

富貴蘭の玉金剛を実生した中から、選抜された黒豹です。豆葉ですが、黒い墨が葉のあちこちに出ています。我が家の黒豹は、玉金剛の標準的な大きさに比べると、半分くらい大きさです。葉の長さが2cmほどです。

棚に入ってから5年以上は経ち、子が3本付きましたが、親木の葉数は増えず小さな姿のままです。何年か前は、水やりの際に1000培の液肥を与えていたこともありましたが、富貴蘭が小型化する傾向があります。

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こちらは、舞鶴まいづる)ということで、交換会で入手したものです。舞鶴は、豆葉の中でも、コロコロとした愛嬌たっぷりの葉型、そして名前も良いので、とても人気がありました。

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我が家に来て、さらに小型化が進んでしまいました。それで、ある方から、「この舞鶴は、品種違いではないか」と指摘を受けたので、未だに私も半信半疑の状態です。富貴蘭は、栽培環境で大きくなることも小さくなることもあります。葉の色も、日当たりの良い場所と悪い場所では、緑色の濃さがぜんぜん異なります。まあ、舞鶴もそんなこんなしているうちに、安くなったので看板を外して、豆葉にしてもよいかなと思っています。

西出都(にしでのみやこ)という覆輪品種がありますが、いろいろと変化して名前が付けられています。俗に、芽変わりといって突然変異ということになります。小型で固定したものは、「小町姫」です。我が家の富貴蘭も小型化していますが、それは我が家にある時だけで、棚が変われば元のサイズに戻ると思います。あまり大きくなると場所も取るし、小さいのは可愛らしいでしょうと胸を張りたいと思います。