鮎を観る会・・・。

ずいぶん若い頃ですが、大イワナを狙って奥只見の銀山湖に釣りに出掛けました。まだ、道路も舗装されていなかったですし、ガードレールも付いていない場所が多く命懸けの釣行でした。その頃、作家で釣り好きの開高健が、幻になりつつあった大イワナを保護するため「奥只見の魚を育てる会」を結成。そして、秋になるとイワナの産卵を観る会を開いていました。

近所の川も、今年は鮎の遡上がとても少なかったようです。その少ない鮎を釣り上げてしまったら、来年の豊漁が期待できません。まもなく産卵ですからね。ですから、竿を出しながらも、釣れなくても気になりません。鮎を観る会です。

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今日は、仕事が休みだったので、本当に久々に釣りの出掛けました。小雨が降っていて、気温も低かったのですが、大きな鮎が金色の腹を光らせているのが見えました。釣れそうな予感はあったのですが、常連さん2人とともに、今日は鮎を観るだけで帰ってきました。

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秋も深まってきて、土手の草花も来春に向けて準備を進めているようです。黒猫じゃらしの正式名称をチカラシバというそうです。圧倒的に、普通の猫じゃらしが多いです。普通の猫じゃらしの正式名称は、エノコログサですね。漢字では、狗尾草と書きます。なんと、狗(いぬ)の尾に似ているからですって。犬の尾で、猫をじゃらすとは・・。