玉杢・・・。

樹木のこぶの部分で製作された花台です。通常の板材の柾目や板目とは異なり、複雑な模様が浮かんでいます。もう10年以上前に購入していましたが、すっかり忘れていました。樹種も忘れてしまいましたが、トチノキかダケカンバだったと思います。

富貴蘭や錦鉢を撮影は、この外国産の材料で作られているテーブルの上で行ってきましたが、この玉杢の花台に載せると、また雰囲気が変わると思います。富貴蘭の代わりに鹿の角で間に合わせてみました。

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今度、富貴蘭や錦鉢を撮影する時には、テーブルの杢目が見えないように工夫しようと思います。ずっと埃を被ったままでしたが、よく見ると本当に味わい深い模様と色合いをしています。

今回は、玉杢を紹介するつもりで、とりあえず身近にあった鉢と鹿の角で撮影しましたが、玉杢の花台の印象が強いので、富貴蘭などがかすんでしまう可能性もあるかなと心配になりました。花台や錦鉢は、あくまでも富貴蘭などの植物を引き立てる役です。