サツキが開花・・・。

ツツジの中でも遅咲きのもの、皐月に咲くのでサツキと名付けられているそうです。いくら目を凝らして、花の違いや葉の違いを見出そうとしても分からないはずです。このサツキの盆栽は、近所のおばあさんから託されたものです。もともとは、亡くなったご主人が育てていたものです。

植物は、うまく育てれば半永久です。皇居には、江戸時代の徳川家から引き継がれた盆栽がたくさんあって、勤労奉仕に行くと観ることができるそうです。私の盆栽や富貴蘭も、いずれはどなたか愛好家に引き継いでいければと考えています。

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サツキは、円弁ですし色合いも白やピンクなどバリエーションがあってよいのですが、品種名がわからないのが残念です。富貴蘭など古典園芸は、品種名がわからなくなってしまったものは、札落ちといって価値が低くなります。

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モミジやコナラは花は咲かせませんが、この新芽の頃は葉っぱのグラデーションや艶やかさが観ていて飽きません。紅葉は紅葉の良さがありますが、冬に向かう季節より、春から初夏の季節が、最も生命力を感じて好きです。