セッコクの花が、次々と開花し始めました。初夏を彩る可愛らしい花で、我が家のものは黄花や赤花、ピンク花などが中心です。また、花形も兜咲きやフリル花など、変わっていて銘が付けられているものが多くあります。セッコクの中から、葉の斑や花の変化のあるものを選抜し銘が付けられた品種は、長生蘭と呼ばれています。
せめて開花中くらいは、玄関など人の目に触れるところに飾ってあげたいのですが、思うだけで実現しません。交換会でもあれば、持っていて愛好家同士で自慢しあえるのでしょうが、コロナの影響でどこも中止になっています。
夏になったら、そろそろ植え替えもしないとは思っています。長生蘭やセッコクは、ミズゴケで植え込むのが一般的で、私も今はそうしています。しかし、植え替えの時には、細かい根がミズゴケの中に入り組んで伸びるため、根をほぐすのに時間が掛かります。また、根がちぎれてしまったり、痛めてしまうこともあります。
そのため、夏場の根の成長が止まった頃に、ミズゴケを外して、軽石で植え替えようと思っています。軽石は、ハオルチアなどの多肉植物用に購入したものがありますので、これを使ってみたいと考えています。植え替え時間の短縮になることだけは確実です。