富貴蘭栽培の楽しみ・・・。

今日4月1日は、新年度が始まりの日で、入学や就職など新たなスタートを切る人もたくさんいることでしょう。そういう人たちにとっては、期待と不安の入り混じった一日ですね。私も、今日から職場が変わって、あいさつ回りなどで緊張の一日を過ごしました。しかし、この門出の日をコロナが邪魔をしていて残念です。

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先週の土曜日は、富貴蘭の植え替えをしました。上の写真は、建国殿縞という品種です。縞も葉の縁にちらっと出る程度のものが多く、その縞も新しい葉に継続しないことが多い品種です。墨縞が出現するのも特徴の一つです。

唐草模様のちょっと洒落た鉢に植えたのは、私の気持ちの表れです。太くてはっきりした縞が見えます。その一枚下の葉にも、細い縞があることはわかっていましたが、より明確になったのは、とりあえず嬉しいです。

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こちらは、古い品種で希少なものではありませんが、株分けをしました。1鉢が2鉢に増えることも、富貴蘭栽培の楽しみの一つです。

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土曜日は、30鉢ほどを植え替えしました。新しいミズゴケで巻き直すと、暴れていた根もミズコケの中に収まり、栽培棚が明るくなります。水やりもスタートし、しわが入っていた葉もみずみずしい姿を取り戻していきます。冬越しの3カ月は、富貴蘭を手にすることができないので、この復活の時期を愛好家は待ちに待っています。