超合理主義者なので、賢島から伊勢神宮に向かうなら、「孫を連れて歩くのは大変だし、手前の内宮とその近くのおかげ横丁を散策すれば良いのじゃないか」と話したら、「そんないい加減じゃダメ」と怒られました。
伊勢参りは、外宮から参るのが習わしだそうです。また、内宮だけ外宮だけも、「片参り」と言われ縁起が悪いので避けるべきとされているそうです。よく勉強しています。
そういうことで、外宮からの参拝です。外宮は左側通行で、内宮は右側通行です。どうしてでしょうかね。外宮のご正宮は、参道を進んだ右側にあり、内宮のご正宮は参道を左に折れて、階段を上った位置にありますので、逆にしたほうが効率が良いと思いました。
三ツ石は、荒縄で立ち入りが規制されていました。観光客のおかあさんが、「ここはパワーをビリビリ感じるから、手をかざしてみなさい」というので、真似してやってみました。玉砂利の参道をベビーカーに孫の乗せて押してきたため、手がしびれた状態だったので、残念ながら強いパワーは伝わってきませんでした。
内宮は、五十鈴川を渡って参道を進むと、手入れされた松がとて良い感じです。御手洗場もきれいな石積みになっていて、外宮より手入れされている印象を持ちました。
国内で最も由緒ある神宮ですが、２０年毎にお宮を建て替えるということで、建物の歴史を重ねた荘厳さはありませんでした。しかし、敷地内には杉や楠などの巨樹が根を張っていて、さすがはお伊勢様と思いました。
