布施先生との時間を楽しむ・・・。

七夕は、あいにくの雨降りでしたが、木更津までの高速道路は天気が悪いので行楽客が少なく順調でした。新富貴蘭研究会は、毎月第一日曜日の開催です。仕事でなかなか来れませんでしたが、3ヶ月ぶりに行ってきました。

7月は富貴蘭の花の品評会ということで、それぞれ会員が育てた自慢の変わり花や色花が並んでいました。ひな壇にある布施賞は、蘭鉢の絵師として有名な布施覚先生がスポンサーです。

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今日は、布施先生も会場にいらしていました。私も、今春には鮎の図柄を特注したこともあり、先生に声をかけてそのお礼を伝えました。

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布施先生は、愛煙家ということなので喫茶店に入って、小一時間ですがあれこれと話を伺いました。鮎の鉢は新しい図柄だったけど、ご自身も長瀞の方にいたことがあって、鮎釣りをしていたので鮎を知っていたそうです。それでも、図案のないものは、やっぱり絵を描くのは大変だそうです。

鉢は、澤製陶に頼んで加茂黒に近い性質の塗料を使って焼いたものに絵をかいているそうです。その黒や白、透明で焼いた鉢に、先生が絵を付けて再度焼くそうです。縁も金色は、三度塗り重ねているそうです。

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交換会には、先生も鉢を出していたので、黒地に白牡丹の図柄のこの鉢を落札しました。縁は、縄状でプラチナが塗られています。足もプラチナです。先生から直接話を聞く機会に恵まれて、本当に楽しかったし勉強になりました。