平成時代の話になりますが、秋田3日目の朝食前に山菜採りに行きました。大体2時間ですが、コゴミやゼンマイ、山椒を中心に、ワラビやタラの芽、ウドを採りました。
この木は、イガが枝先に付いていたので、クリの木のようです。まだ、芽吹いていません。しかし、その足元では、春の山野草が花を付けていました。
山道には、キイチゴやら何やらが枝を伸ばしているので、注意深く徐行したつもりですが、車の左右、屋根にストライプができてしまいました。山菜採り用に軽トラがほしいです。
ゼンマイは、山菜の中では最も高価です。その理由は、何よりも手間がかかることです。まずは、採ってきたら直ぐに熱湯にくぐらせて干します。ただ干すだけでなく、丸めて繊維を断ち切るように揉まなければなりません。それを何度も何度も繰り返して、干し上げていきます。
だから、1kで1万円以上の値が付くこともあります。なので、道路沿いのゼンマイが干し上がった頃に、ムシロごと盗まれたなんてこともあるそうです。ゼンマイと一緒に、アラメも干してみました。磯の香りがして、砕いて白いご飯に載せても良さそうです。ガゴメ昆布と同じようなものなのかもしれません。