午前中に、介護施設に入所している母親の今後のことを、ケアマネージャーを含め相談しました。大腿骨の骨折で、入院先の病院で認知症が進行してしまい、こちらの施設にお世話になっています。施設では、昼間は通所利用者の方々と一緒に体操したり、歌を唱ったりして過ごし、夜はベッドを広間に並べて６～７人が寝泊りしています。
この３ヶ月間、家族と顔を合わすと精神的に不安定になって、ようするに家に帰りたい気持ちになって、夜も眠れなくなってしまったり、食事をしなくなったりと、良いことはないということで、物陰から母親の様子を伺うことしかありませんでした。
今日は、最近はすごく落ち着いていて、施設でも炊事、洗濯の手伝いもしているということなので、今日は短い時間でしたが、３ヶ月ぶりに対面し話をしました。私の顔を見ると、「おう」と驚いた感じで片手を挙げてくれました。「足はどうか？」と聞くと、「肩が痛い」と言っていました。
施設からの帰り道、梨の花だと思って写真を撮影しました。しかし、看板には「頑張ってプラムを育てています」と書いてありましたので、プラムかもしれません。実が付けば、さすがに私でもわかりますけどね。
母親を施設に入れていること、施設に行っても声を聞くだけ、隙間から覗くだけで、顔も合わせずに帰ってくることに罪悪感を感じていました。今日は、３ヶ月ぶりに話ができて、また痛いという肩を揉むことができて、少しだけ心が和らぎました。
母親は、理容師をしていましたので、施設のスタッフから「利用者の散髪をやってもらったらどうか」と提案がありました。今度の面会の時に、床屋の道具を持参しようと思います。きっと、仕事が好きなので喜ぶと思います。そんなことを考えながら、今日は散髪。目をつぶっていると、母親に散髪してもらっているように感じました。
庭に大量に芽吹いてきたこの植物は一体なんでしょう。葉の縁に紅が乗って、その後、白爪覆輪のようになります。これも、もう少し大きくならないと品種はわかりませんが、樹木だとしたら庭がジャングルになってしまいます。
今回のブログが、区切りの５００本目の記事となりました。ブログ開始から、１年４ヶ月。塵も積もれば、なんとやらです。小学校６年間を皆勤したので、目標は毎日更新を６年間続けたいと思っています。
