こちらは、定番の柄で波間を飛び交う千鳥です。海岸の景色には無くてはならないもので、「梅に鶯」や「獅子に牡丹」「竹に雀」「松に鶴」と同様、絵になる組み合わせを意味します。
この鉢も、木更津で会長さんから譲ってもらったもので、布施先生が絵付けをした小型の鉢です。
かき氷の旗は、白地に青い波千鳥、そこに赤字で「氷」と書かれています。機会があったら注目して見てください。
これは、東園作の錦鉢で、やっぱり小型です。交換会で、会長が柄の良い建国の株立ちを、この鉢に植えて展示していました。蘭共だと目の玉が飛び出る金額なので、鉢だけ譲ってもらいました。
花札でも、鶴には松というイメージです。鶴は海鳥ではないので、この柄はどうなのかと思いましたが、波に鶴も昔から使われている柄で、鶴は健康長寿と夫婦円満、波は海の恵みや無限の幸せの願いが込められているそうです。