4月26日は、語呂合わせで「よい風呂の日」だそうです。また、1970年のこの日に世界知的所有権機関が設立された記念日のようです。
帰宅途中、久々に「ゴリ山田カバ男」さんの歌声を聴きました。歌手を目指して、路上ライブを続けています。本当にきれいなハイトーンボイスで、必ず多くの人に愛されるミュージシャンになれると思います。応援しています。
ミュージシャンといえば、私の長男も中学3年生の秋くらいから、将来の夢としていました。とはいえ、音楽的な下地はなく、高校の部活で吹奏楽に。同時にギターやピアノもいじり始めました。
高校の吹奏楽では打楽器を担当。弁当も食べずに、昼休みは音楽室で独りドラムを叩き続けました。2年生の秋には、将来の夢としてはっきりとミュージシャンを掲げ、プロとしての基本を身に付けるため、音大進学を決めました。
私たちも、その夢を応援することにしました。大学時代には、いくつかのバンドにも所属。このバンドは、ジャズとロックを合わせたようなdo-ci-do speakers。コンクールでも、それなりの評価を受けるようになっていました。
こっちは、gardenというバンドで、ボーカル以外は同じメンバーで活動。ボーカルの明るい声とさわやかな楽曲が魅力で、do-ci-do sperkersの前身のバンドでした。
息子のミュージシャンになるという夢を応援することに決めたので、大学卒業時に就職活動をしないのは当たり前のこと、40歳でフリーターでも、本人が納得するまではサポートするつもりでした。
でも、27歳くらいで、音楽活動を続けるために働いていたバイト先に、あっさり就職。音楽もきっぱり足を洗ってしまい、こっちはちょっと拍子抜けです。
確かに音楽活動では、家族を養うほどの収入を得ることはできていませんでしたが、ある程度の人を感動させることができていました。今のサラリーマン生活で、「人を感動させられるのか、自分の満足を得られるのか」と言いたいところですが、家族を得て幸せそうなので、それもよい人生かなと思います。
しかし、長男のおかげで、渋谷や青山のライブハウスに出かけり、サントリーホールや東京オペラシティにも行くことができたので感謝しています。でも、たまには昔のようにステージ上の姿も観てみたいですね。