ミーハー・・・。

3月8日は、ミーハーの日かサンバの日、産婆の日かなと思ったら全部ハズレ。みつばちの日とさば(鯖)の日ですって。まあ、軽薄で流行に熱中しやすいミーハーを集めて、どうしようって話ですよね。

鯖は、八戸市が制定したもの。この時期の寒鯖は、脂が乗って美味しいです。また、さばさばとした性格は、誰もがなりたいところです。

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多湖輝さんの「叱り方がうまい親の習慣」の中に、親の言葉より他人の一言が効果的と書かれていました。まさに、これが地域の伝統文化となっています。

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それが、秋田県男鹿市の「なまはげ」です。鬼が包丁を振り上げて「泣く子はいねがー」と子どもを怖がらせるイメージですが、実は家長が「なまはげ」を座敷に招き入れられてからが本番なんです。

なまはげは、1年に1回大晦日に山から下りてきて、怠け心を戒めます。家長に酒を勧められながら、やりとりが始まります。「おたくの嫁は、おじいさんやおばあさんの面倒も見ず、テレビばかり観ているだろう」『いやいや、嫁は炊事、洗濯から掃除までよくやってくれています』「子どもたちは、家の中でマンガばかり読んでるだろう」『いやいや、子どもたちは家の手伝いもよくしてくれてるし、勉強も一生懸命だ』なんて会話になります。

家族は、なまはげからの戒めとともに、家長の家族への思いも知り敬意を持ちます。最近は、なまはげを断る家が増えたと聞きますが、全国に広がってほしい伝統文化だと思います。

親になる前に、子育ての勉強をしっかりするべきでした。子どもが社会に出て困らないように、上手に叱ってあげることは、とても大切なことですね。会社の中などでも共通しますね。