お茶の時間・・・。

昔は職場にもマイ湯飲み茶碗が置いてあって、10時、正午、3時には日本茶が配られました。もちろん、外部の来客があれば、蓋つきの湯飲み茶碗で提供するのが当たり前でした。自宅でも、お茶の時間には温かい緑茶や玄米茶に漬物で一息つくのが定番で、寒い時期にはストーブで餅や干し芋を焼いて食べました。夏は、砂糖を入れて甘い麦茶でした。昭和の時代の話になりました。

昔は職場のお茶入れは、新人の役目でしたが、今はパワハラとなりますね。水分補給は各自持参の水筒などが普通になりました。急須の出番が圧倒的に少なくなったように思います。お茶といえば、ペットボトルが出てくることが多いです。

お茶を飲む機会も減りましたが、昨年のクリスマスイブに種を蒔いたものが、3本だけ発芽しました。茶畑で拾ってきたもので、20粒くらいは蒔いたはずなので、発芽率は今のところ15%です。

お茶が発芽する前に、スミレが威張っています。花が終わって種をアリに運ばせたようです。スミレは鞘が弾ける際に種を四方に飛ばします。でも、それだけではなく種の周りにアリが好む物質が含まれていて、アリの巣まで運ばせて勢力範囲を広げます。アリのお茶の時間に定番のおやつなのかもしれませんね。