交換会で買ったもの、その2・・・。

台風15号が千葉を直撃した、その日に蒲田で開かれた富貴蘭交換会で購入した布施先生の万年青鉢です。購入相手は千葉の方なので、台風被害に見舞われていないか、とても心配です。

布施先生の最近の作品で、「浪うらの富士」の図ですね。実は、ちょうど1年前にも同じ図柄の鉢を手に入れています。でも、そうそう布施鉢との出会いはないので、買ってしまいました。

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桐の箱は、地震などで箪笥がひっくり返っても割れないようにするためのものです。玉手箱じゃないですけど、箱書きもしっかり入っていて宝物感があります。

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ここが正面です。3本の足の中で、正面の足は少し短くて、お辞儀をした形になります。

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「神奈川沖浪裏」は、葛飾北斎富嶽三十六景の代表作です。この布施先生の鉢は、その盗作ではないかという声もあるそうです。でも、布施先生の鉢には、北斎が描いていない部分も描かれているので、箱書きのとおり「浪うらの富士」というオリジナル作品でよいと思います。

この鉢の発注元は、富貴蘭会の会長なので、本来であれば富貴蘭鉢に絵付けをするのが普通ですが、浪を描くには万年青鉢くらいの高さがないと収まらないということです。

今週の日曜日は、イオンタウン木更津朝日店で、房総富貴蘭会の交換会が開催されます。残念ながら、今週は孫を預かることになっていて、千葉に出掛けることができません。千葉県南部は広範囲な停電・断水が続いているようですし、メンバーの栽培する蘭に被害が無ければよいと願っています。