布施先生の新作六角鉢・・・。

木更津の交換会では、会長からも布施鉢を購入しました。この鉢は、布施先生の最新作です。

錦鉢は、この足のあるどこかが正面になるようになっています。その正面の部分に絵を描くのですが、植えられた植物が見やすいように、足の高さを調節して鉢は作られているようです。盆栽と同じように、正面にお辞儀するように、僅かですが手前が低くなるようになっているそうです。

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この鉢の正面は、この上を向いた鶴の絵です。確かに、こちらが少し低くなっています。

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それから、この鉢の縁には、先生のこだわりが見えます。水をこぼさないように、金彩を盛っているということです。先生は、鉢は植物を植えて欲しいと思っているようですが、富貴蘭も価格が暴落しているので、蘭より鉢が高いという逆転現象が起きています。だから、展示会に使ったとしても、水やりはしません。水やりをすると鉢が汚れますからね。

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このフルネームのサインの入った鉢が、最も価値があるそうです。特別注文の鉢などに限られるそうです。赤い点3つに白い横棒は、名前の覚のツカンムリを表していて、先生の鉢にはこのツカンムリだけか、何のサインもない場合もあります。