包丁研ぎ・・・。

この前の日曜日の続きになりますが、近所の団地商店街に、包丁研ぎの職人さんが出店していました。奇数月の第4日曜日に、商店街活性化のためイベントが開かれているそうですが、商店はほとんどシャッターが閉まっているので、こういう出店が店開きできるという矛盾があります。

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鮎をさばく小出刃は、購入してすぐに大きなカジカや伊勢海老を下ろすときに刃こぼれし、電動のグラインダーで削ってしまい、使う度に研いでいますが、切れ味は最悪でした。

買い物の途中で、包丁研ぎの看板を見つけたので、急いで自宅に戻り、出刃包丁と小出刃、刺身包丁を持って行きました。

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これは、大きな出刃包丁ですが、いつもサビを砥石で研いでから使っていました。また、柄も外れかかっていたので交換を依頼しました。柄の中の部分も、見事に錆びていたので、サンダーで落としてもらいました。柄の部分が思ったよりも長いことを初めて知りました。

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いつもサビ落としのために、包丁を研いでいました。職人さんが、「だから、裏を研ぎ過ぎてて両刃になっている」と言われました。サビ落としは水ヤスリで、サビだけを落とせばよいそうです。

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帰宅後、早速タコの刺身を引いてみましたが、やっぱりプロが研いだだけあって、気持ちよく切れました。また、小出刃の刃こぼれの理由は、骨を断つのに刃先を使ったことで、根元を使わなければいけなかったそうです。

包丁が錆びるのは、温度変化による結露が原因だということです。包丁は使用後に、水分をよく拭き取って、新聞紙やタオルでくるみ、温度変化の少ない棚の上や引き出しの中で保管することでサビがでることを防げるということです。

包丁も切れ味を取り戻したので、早く魚をさばきたいですね。鮎釣りができるのは、まだしばらく先なので、アジなどを狙って堤防釣りにでも行きたいと考えています。