四国産の友禅錦(ゆうぜんにしき)

友禅錦の本芸は、天葉が白黄色で伸びてきて、後に緑色を深めていく牡丹芸で、根もルビー色とのことです。その解説から見ると、この天葉や根は本芸にはほど遠いです。しかし、柄はよくないかもしれませんが、品種に間違いはないと思っています。

f:id:bontosyougatu:20180618211948j:plain

f:id:bontosyougatu:20180618212023j:plain

ところどころに縞らしきものが見えます。欲目ですから、うっすらとした柄も、自分の目には浮き出て見えます。

f:id:bontosyougatu:20180618212045j:plain

f:id:bontosyougatu:20180618212146j:plain

この株のよいところは、花芽が1本もないことです。今年だけでなく、花の咲いた後もありません。親木に子が3本。そして、その4本にそれぞれ子が付いています。

この株は、京都から嫁いできたもので、「墨が多くて縞は少ないけどボリュームがあっていい木だよ」ということでした。子を大事に育てて、大株にしたいです。なんて言ってて、8月にはバラバラに割ってるかもしれません。