昨年入棚した建国殿縞(けんこくでんしま)

29年8月に、蒲田の交換会で購入した建国殿縞です。これも葉の縁に、わずかですが縞があります。だから、建国殿縞なわけですが、同じ名前でもピンからキリまでありますからね。キリキリの建国殿縞ですが、雄大な姿が気に入っています。

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これも根が動き出しました。赤い根ですね。

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毎年、この時期には老眼の目を凝らして、根の色に一喜一憂しています。いや、ルビー根が出たことはないので、正確には一喜はないですが、それでも期待だけはしてしまいます。

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この時期といえば、ニューサマーオレンジが旬を迎えています。もともとは、宮崎でユズが突然変異したものと言われ、日向夏として珍重されていたものです。

ニューサマーオレンジや小夏みかんなども同種ですが、商標登録とかの問題で、日向夏を名乗ることはできないのでしょう。さわやかな酸味とジューシーさが最高です。

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皮の下にあるワタを果肉と一緒に食べます。なので、柑橘類ですが、リンゴとどうように皮を包丁でむいていきます。こうやって写真で見ると、ワタが豚肉の脂身のようですね。

南伊豆に暮らしている頃は、毎年入手することができましたが、東京では売っているのを見たことがありません。食べ方がややこしいからかな。普通の柑橘類のように、果肉だけを食べると旨さが半減してしまいますもんね。

友人は、1本の夏みかんの木にニューサマーや八朔、温州みかんなどを接木して楽しんでいました。ただ、「レモンを接ぐとすべてが酸っぱくなるので気をつけろ」と言っていました。