先日、息子が山梨で獲ってきた鹿肉は、スライスしてニンニクと生姜、コショウを加えた醤油タレに3日間漬け込んだ後、一晩干してからサクラのチップでスモークしました。
見た目は悪いですが、味は良かったです。干し肉というより、中は柔らかくてサラミのような食感になりました。
今朝の東京新聞には、農林水産省のジビエ利用倍増計画が記事になっていました。鹿や猪などの野生鳥獣の肉の利用を拡大し、ビジネスとして成立させようとするものです。
現在は、ジビエの食肉利用は7%に留まっているようです。こういう計画が必要なほど、鳥獣被害が深刻であるのと、猟を担う人材が不足していること表れですね。
まずは、全国で17のモデル地区を指定して、捕獲や食肉加工の人材や施設の確保に乗り出します。モデル地区は、関東甲信越では長野市が指定を受けました。九州は熊本県と大分県が県内全域、宮崎県延岡地区、鹿児島県阿久根地区が指定を受けました。
いずれ、東北や関東甲信越も含め、広くビジネスとしての基盤整備を行うことになるのでしょうね。また、銃の保有や狩猟者登録の費用も高額ですが、こうしたものも見直しされていくかもしれませんね。